民間ユニット
町の住人
町の住人は支配者のために一生働きづめでした。土地の耕作や資源採取に従事し、君主の財産を倍増させました。戦時には徴兵され市民軍に参加させられました。しかし戦闘には最も不向きな集団で、士気は低いものでした。彼らはいざ自分の家族を守るとなれば自己を犠牲にして手柄をたてることもありましたが、彼らを指揮することは極めて難しく、戦闘訓練も不十分だったため、膨大な数の犠牲者を出しました。しかし、このような兵士は補助的な職務やゲリラ戦の遂行、要塞の建造には有効でした。また軍の中心資源が枯渇してしまうと、指揮官はしばしば市民軍を頼りさえしました。
彼らの武器や装備は個人に任せっきりで、何も持っていないことさえありました。市民軍の兵士は主に自分の道具(斧や旋条のない狩猟用の銃など)を持ち出して戦いました。軍から槍や銃を支給されることもありましたが、制服(軍服)という概念はなく、自分の衣服をそのまま使っていました。。市民軍は戦闘作戦のためだけに召喚され、戦いが済むと人々は普段の仕事に戻りました。