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パルチザン

この武器は将校が使いました。パイクと違い、柄と穂先の間に半月状の金属刃があり、持ち方は斧槍と同じです。16世紀、槍を持つ騎士の間ではパルチザンは将校の象徴でした。19世紀までパルチザンは使われたそうです。初期型は幅広く長い穂先ですが、その後穂先は小さくなりました。この武器は実用ではなく、持っている人の権力を誇示する武器だったため、塗金などで装飾が施されていました。